訪問介護

介護保険の給付である介護給付及び、予防給付として受けられる居宅サービスのメインとも言えるのが訪問介護です。

訪問介護(ホームヘルプサービス)とは

ホームヘルパーという言葉を聞いたことはありませんでしょうか。訪問介護は主にホームヘルパー(訪問介護員)により行われるサービスです。

訪問介護とはホームヘルプサービスとも呼ばれ、介護や支援を必要としている人の自宅にホームヘルパー(訪問介護員)が訪問をして、日常生活を送るための手助けを行うことを総称して訪問介護といいます。

介護保険では介護給付と予防給付により訪問介護サービスを利用することができます。介護給付では訪問介護、予防給付では介護予防訪問介護と言われまして、サービスの内容は変わりませんが、利用できる時間や回数に違いがあります。

訪問介護の主な仕事

訪問介護における主な仕事は2種類に分類されまして「身体介護」と「家事援助」があります。

身体介護

身体介護とは利用者の体に触れて行われる身体サービスであり、主に排泄の介助や食事の介助、入浴の介助等であり、介助に関わる準備や介助後の後片付け等も含まれます。

一言で介護と言っても、爪きりや髪の手入れ等の身なりを整えたりといったことから、病院へ行く際の介助等と広い範囲で行われる介護のことを言われます。

家事援助

家事援助とは身体介護以外の利用者の日常生活を送る上で必要な行為の介助を行うことであり、掃除や洗濯、買い物や処方薬の受け取りや調理等のことをいいます。

あくまでも日常生活の介助になりますので、利用者の仕事(商売や農業作業等)の手伝い等は含まれません。

介護保険における訪問介護

利用者が住みなれた自宅で生活を送りながら介護を受けることができるので、訪問介護サービスを利用する人は沢山います。

2000年(平成12年)に介護保険制度が始まった時に、訪問介護サービスを利用できる居宅サービス受給者は介護サービス全体が約150万人に対して97万人でしたが、2008年(平成20年)では介護サービス全体が約370万人に対して約270万人までに増加しました。

介護サービス自体の受給者数が増えているのも事実ですが、訪問介護を受ける人の数は8年間で約3倍にまで推移しています。訪問介護事業者数も2000年の約11万事業者から2008年には約27万事業者と増えてはおりますが、絶対的に数が足りていないという問題は解決されておりません。

介護保険以外の訪問介護

訪問介護サービスは介護保険よりの給付を受けることにより、自己負担額が1割で済みますが、介護保険からの給付を受けていなければサービスを利用できないわけではありません。介護保険の給付を受けるのには要介護認定が必要になりまして、要介護認定を受けていない人でも訪問介護サービスを利用している人は多数おられます。

勿論介護保険給付を受けていないので全額自己負担なので、利用料は給付を受けた時の10倍以上になってしまいます。

しかし、要介護認定を受けられない人や、介護保険で規定されている以外の介護が必要な人等にとっては無くてはならないサービスであり、介護保険制度と合わせて利用することで、介護や支援を必要としている人の生活が少しでも楽になるサービスです。