短期入所生活介護

短期入所生活介護とはショートステイとも呼ばれています。ここでは短期入所生活介護がどのようなサービスなのか見ていきましょう。

短期入所生活介護とは

短期入所生活介護(ショートステイ)とは、介護給付及び予防給付にて受けられるサービスであり、利用者が施設に短期間入所して食事、排泄、入浴等の生活を送りながら、必要に応じて介護を受けるサービスです。

宿泊サービスである

また通所介護(デイサービス)同様にレクリエーション等や行動訓練等も行うことができます。通所介護(デイサービス)が日帰りなのに対して、短期入所生活介護(ショートステイ)は短期間施設に宿泊して介護を受けながら生活するサービスです。

施設に入所しますが基本的には自宅での介護生活を送りますので、介護保険における居宅サービスに分類されるのが短期入所生活介護なのです。

どのような人が受けるのか

短期入所生活介護を利用する人は、普段は自宅にて家族の介護や訪問介護、デイサービス等を利用している人が、心や体の状況が思わしくない場合や、介護疲れ等、家族の介護にかかる負担の軽減、またはやむを得ない状況等により家族の介護を受けることができない場合等で、自宅での介護、支援を必要とした生活を送ることができなくなった場合に利用することができます。

どれくらいの期間入所できるのか

短期入所生活介護を受け施設に入所できる期間は、1日から30日までであり、連続で31日以上入所する場合には、31日目を全額自己負担することにより、その後介護保険の給付による1割負担での利用ができるようになります。

しかし、これは本来の短期入所生活介護サービスの利用方法とは言えません。また、要介護認定を受けた際の有効期限の約半分の日数の利用を目処としておりまして、要介護の認定期間が6ヶ月(約180日)の人は、6ヶ月で短期入所生活介護を累計で90日利用することができることになります。

どのような施設に入所するのか

短期入所生活介護にて利用する施設とは、特別養護老人ホーム、老人短期入所施設等があります。施設には個室(ユニット型、従来型)や多床室(相部屋)等の部屋タイプがあります。

短期入所生活介護(ショートステイ)の自己負担額

短期入所生活介護も居宅サービスになりますので、介護保険給付の支給限度額を超えない限り利用料は1割負担となります。

また、食費や日用品、居住費(滞在費)が別途かかりまして、別途かかる費用に関しましては、高額介護サービス費や特定入所者介護サービス費の申請をすることにより、所得や利用する居住タイプにより払い戻しを受けることができる場合もあります。居住費は部屋タイプにより1日の費用が決まっています。

短期入所生活介護(ショートステイ)と短期入所療養介護との違い

短期入所療養介護サービスは短期入所生活介護と同様に介護保険の給付にて受けることができるサービスであり、短期入所生活介護が主に介護を目的としたサービスに対して、短期入所療養介護は医療的な看護を必要とする人が受けるサービスです。

利用する施設も短期入所生活介護とは違い、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、療養型病床郡を持つ医療機関等と、医療看護を行うことができる施設へ入所することになります。

食費や居住費等は短期入所生活介護と同様自己負担する必要がありまして、介護保険給付対象の利用費は短期入所生活介護よりも多少高く設定されております。

短期入所生活介護(ショートステイ)のメリット

長期間の施設への入所までは必要の無い人が自宅での介護療養を行いますが、介護を必要とすることには変わりは無く、訪問介護や通所介護(デイサービス)等を利用したとしても、主に家族により介護を受けているのが大部分です。

介護疲れからの解放

介護には昼も夜も関係なく、家族の負担になってしまう可能性があります。それは、介護を受ける人にとっても家族に迷惑を掛けてしまうという思いを持たせてしまう可能性にもなります。

また、長く介護生活を送っていると冠婚葬祭等の理由により、どうしても家を空けなければいけないということも有り得ます。短期入所生活介護では、そのような時に24時間体制の介護の行き届いた施設にて生活することができます。

短期入所生活介護や短期入所療養介護を利用することにより、介護される側もする側もストレス無く、住み慣れた自宅での療養生活を送れるようになると思います。